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小学生の英語はどう変わる?文部科学省の発表をまとめてみた

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みなさんは小学生の英語学習が変わることをご存じですか?

2020年度に小学生の学習指導要領が全面改定され、子どもたちの教育内容が変わります。

中でも最も注目を集めているのが「英語学習(外国語学習)」についての変更です。

一体なぜ小学生の英語学習が変わるのでしょうか?

また、どのように変化するのでしょうか?

保護者としてはしっかり把握して、これからの教育に活かしてほしいところ。

そこで今回は、文部科学省が発表した「小学生の英語学習の変化」について、わかりやすくまとめてみました!

 

小学生の英語学習が変わる理由

保護者の方の中には「なんで変わるの?」と疑問に思われている方も多いと思いますので、まずは簡単に小学生の英語が変わる理由についてご説明します。

グローバル化の影響

最も大きな理由として、地球規模で人が行き来する時代・グローバル化が挙げられます。”鎖国”なんて言葉を学校で習ったものですが、今は昔、現在の日本は多くの外国人が訪れ、働き、暮らしているのです。2015年には日本に滞在する外国人の数が220万人を超えています。すっごく増えているんです。

外国人在留数

2016年の東京オリンピック参加者1449人のうち919人が外国人ランナーなんてことになっています。驚きですよね。今後も在留外国人は加速度的に増えると予測されています。

こうした現状を踏まえると、たとえ日本国内で生活をしていても、在留外国人とのコミュニケーション手段として、英語が必要だということがわかります。

もちろん、こうした変化は「外国人が日本に来る」だけに留まりません。現在、日本企業はアジアの未開拓市場を求めて、諸外国に多くの支店を持っています。こうした地域で英語でコミュニケーションをとりビジネスができる人材が、将来的に需要が増えることは確実です。

この2つをちょっとネガティブな見方をすれば、将来的にこんなことになる可能性すらあります…

日本 → 英語コミュニケーションのできる人材を送り新規開拓ビジネスが活性化

日本 ← アジアを中心に低賃金労働者が流入し、多くの仕事が外国人で占められる

要は国内の仕事がどんどん安価な外国人で埋まり、日本人の働く場所の多くは英語を用いる外国に移行するということ。実際、多くの上場企業ではTOEICやTOEFLなどの英語試験の点数の提出が求められ合否判断の一つとなっています。楽天なんか社内公用語が英語ですしね…想像以上に、英語の話せない人材の居場所がなくなるかもしれません。

小学生から英語を勉強する必要性を感じますよね…

 

小学生の英語はどう変わる?文部科学省が発表した新学習指導要領のポイント

さて、いよいよ文部科学省の新学習指導要領について見ていきましょう!

その前に、学習指導要領って何?って方のために…

全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省では、学校教育法等に基づき、各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準を定めています。これを「学習指導要領」といいます。
「学習指導要領」では、小学校、中学校、高等学校等ごとに、それぞれの教科等の目標や大まかな教育内容を定めています。また、これとは別に、学校教育法施行規則で、例えば小・中学校の教科等の年間の標準授業時数等が定められています。  各学校では、この「学習指導要領」や年間の標準授業時数等を踏まえ、地域や学校の実態に応じて、教育課程(カリキュラム)を編成しています。 ー文部科学省「学習指導要領とは何か?」ー

です!で、実際なにがどう変わるのかをまとめていきます。

 

「外国語活動」が小学校3年生からスタート

2020年から外国語活動が小学校3年生からスタート!現行の制度だと5年生から始まるものが、2年前倒しになります。内容は「話す」「聞く」などのコミュニケーションが中心となる予定です。

必修授業という扱いですが、小学校3年生段階ではまだ成績はつかないのでご安心を!まずは英語に馴れることを目的として開始します。

気になる内容はこんな感じ…

ゲームやクイズなどが多いですね。基本的に楽しむことを前提とした内容となり、子どもに「英語が楽しい」と思ってもらえるような取り組みが多いようです。自治体によってはネイティブなALT(外国語指導助手)の先生を雇っているところも多いのではないでしょうか。

子どもたちにとっては外国人の先生というだけで興味を持ってくれることでしょう。この活動をきっかけに英語に興味をもつ子どもも多いという話をよく聞きますので、非常に良い取り組みですね。

ちなみに…

現在、文科省は各自治体に「Hi,friend」という教科書を配っています。これをもとに授業を進める学校もあります。もしかしたら、今回の新学習指導要領をきっかけに、小学校3年生でも少しだけ覚えることが増える、なんてこともあるかもしれないので油断しないほうがいいかもしれませんね。

 

小学校5年生から「外国語活動」が教科になる

小学校5年生、高学年からはいよいよ英語が教科化されます。教科になるということは、全国に一律の教科書が配られ、それをもとに授業が進み、成績もつけられるということ。

内容は「聞く」「話す」に加え、「読む」「書く」が加わります。この目的は中学生からの英語に対する準備と言えるでしょう。現在の学習指導要領だと小学生の英語に「読み書き」がないため、中学生になった時にとまどう生徒も多いんだとか。ここでしっかり英語の単語や文法のベースを身に付けることで、中学生の英語に弾みをつけたいところです。

ちなみに…

この変化の背景には「英語入試における4技能改定」、つまり大学受験で英語が変わることが関係しています。2020年にはセンター試験が廃止され、「大学入学共通テスト」になるので、逆に言えば、今小学生ならば英語の勉強を始めるチャンスと言えるでしょう。時間をかけてしっかり準備して臨めますね!

ちなみのちなみに…

ちょっと先の話ですが、中学生の英語の授業では、逆に「聞く」「話す」授業が増えます。小学生と逆ですね。これも大学入試の変化の影響でしょう。

 

授業時間が35コマ分純増する!?

子どもにとっては酷な話かもしれませんが、小学校3・4年生からは外国語活動の時間分(=35コマ分)、また小学校5・6年生からは外国語活動+外国語学習の時間分(=35+35コマ分)年間の授業時間が純増します。別の授業時間を削って英語をやるわけではないんですね…

そのため、もしかしたら半ドン(土曜日の午前中だけ授業があること)が復活するかもしれません。まだわかりませんけどね…

 

保護者の方が心得るべきこと

「小学生で英語を勉強しなきゃいけない!」となって、一番焦るのはお子さんよりも保護者の方々でしょう。やれ塾だ!やれ参考書だ!と今からそわそわしている方も多いのではないでしょうか?

実際、今回の新学習指導要領が発表されてから最も活気を帯びているのはそういった小学生をターゲットにした関連業界。たくさんチラシが新聞い挟まってたりします。小学生から英語学習が始まるということはそれだけ大変なこと。中学受験、高校受験、大学受験、これら全てで競争が激化することは間違いありません…と、はやる気持ちを一旦おさえてみることをおすすめします。

もちろん、小学生の段階で英語につまづいてしまうのは致命的かもしれませんが、十分に取り返しもつく時期です。あまり焦ってお子さんが英語嫌いになってしまっては元も子もありませんから。

じっくり時間をかけ、お子さんい合った勉強方法を探して、まずは英語が好きになるような取り組みから初めてみましょう!

「好きこそ物の上手なれ」ですよ!

 

 









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