メンタルヘルス

子どもの暴力が止まらない…原因と解決方法とは

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近年、小学校では子どもの暴力事件が増えています。

子どもを持つ親としては、暴力の被害者になるのも加害者になるのも心が痛みますよね。小学校くらいの子どもだと、ちょうど反抗期のギャングエイジと呼ばれる世代。でもだからといって、暴力までいくと話が違います。

しっかりと親ができることを行い、未然に食い止める必要があります。

 

ということで今回は、子どもの暴力の原因と解決方法をご紹介します。

 

子どもの暴力は増加傾向?

少し残念なデータがあります。文部科学省が全国の小中学校を対象として行った「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、全国の小学校で起こった暴力事件は11,468件にも登ります。

過去4年連続で増加しており、前年比の572件増加ということ。これは過去最多だそうです。

ちなみに、中学高校での暴力行為は減少傾向にあるとのこと。ここからわかることは、「暴力行為の低年齢化」が進んでいるということです。

小学校低学年の加害者数も過去比最大となっています。

 

子どもの暴力が起きるということは、それだけキレやすい子どもが増えているということ。感情のコントロールがうまくいかない子どもが増えているんですね…

そもそもなぜ暴力に走る子どもがいるのでしょうか?

 

子どもの暴力が起きる原因とは

子どもの暴力が起きる原因は、本人の気質以外の部分もあるでしょう。

というのも、子どものうちは周囲からの様々な影響を取り入れて成長をしていくものだからです。これが良い方向に進めばいいのですが、社会的な変化などもあり、徐々に悪い方向に進んでしまうことが増えたからではないでしょうか。

 

具体的に、子どもが暴力を起こす原因を見ていきましょう。

 

・子どもが暴力を起こす原因1  親からの愛情不足

これを読んでいるパパママはしっかり愛情を注いでいると思いますが、果たして十分でしょうか?

というのも、親からの愛情不足に陥ることが増えたのには親の心構えだけでなく、「核家族化」と「母親の不在」があるからです。

「核家族化」という言葉は最近では耳にしないほど浸透してしまいました。核家族とは両親と子ども一人だけの家族構成のこと。

また「母親の不在」とは、ダブルインカムのこと。最近ではかなり一般的になりました。

つまり、親からの愛情不足というのは端的にいって「時間が不足している状態」だということ。

 

子どもが必要な時に「相談する相手がいない」という状態が普通になっていませんか?平日に腰を据えて時間をとれない場合は、週末などに意識的に子どもとのコミュニケーションを図り、最近の生活について話してみることが必要です。

 

・子どもが暴力を起こす原因2  親からのストレスによるもの

外で抑圧された感情は内に、内で抑圧された感情は外に飛び出すことがあります。

特に小学校では低学年の子、体の弱い子、足の遅い子、など自分よりも弱いと判断できる子がたくさんいます。

 

たとえば親が、子どもがいうことを聞かなかったりした時に、つい手が出ていたり、怒鳴ったり、遊び道具を隠してしまったり、などといった感情的な気持ちをぶつけることによって、子どもはかなりのストレスを感じます。

 

しかし親には逆らえないし、力でも負けるため、子どもは学校で自分より弱い子を見つけて、親から受けたストレスのはけ口とするのです。

 

『パパママ.com』でも再三お伝えしているように、「怒る」とは反応で、「叱る」こととは別です。「怒る」による弊害が増え始めているとも言えるでしょう。

 

・子どもが暴力を起こす原因3  社会的に「暴力」情報が増えている

変えられない外部環境に原因を求めすぎてはいけませんが、確かにこういう一面もあるといえるでしょう。

ゲームやアニメ、漫画などにおいて、過度に誇張された暴力表現はたしかに多く存在しています。これ自体を否定する気は毛頭ありませんが、自分が出来上がっていない状態の子ども時代に暴力の情報に触れさせすぎるのは間違いなく悪影響でしょう。

 

私も自分の子どもが、『グランド・セフト・オート』をしていたら、ちょいちょいちょーいとなります。(私は超やりこんだんですけどね笑)

 

物事にはそれに触れるにふさわしい年齢というのがあります。なるべくであれば、子どもの内は好ましくない情報は控えた方が良いでしょう。十分な判断力が身についてから、情報を広げるべきですね。

 

・子どもが暴力を起こす原因4  自尊心が低い

自尊心が低い子どもは、それを満たすために自分が優れていることを誇示する傾向があります。

好ましいことで誇示するなら良いのですが、そうではない場合、暴力という短絡的な行為に逃げてしまう危険性があります。

 

自尊心の低さは、子どもが育つ過程で周囲から「否定されてきた量」と思っても良いでしょう。

自分自信を認めてもらえない→自分はだめなやつなんだ(嫌だな、けど親には勝てない…)→学校で友達に何か否定される(嫌だな、こいつには勝てる、殴っちゃえ!)で、また否定され…という悪循環です。

子どもが自分を出してきた時には、否定から入るのではなく、まず肯定してあげることが自尊心の高い子に育てるため、暴力を防ぐために必要な親の行動です。

 

 

子どもの暴力!解決方法とは

子どもの暴力の解決方法は、「親の愛情」です。

もし、あなたのお子さんがこうした状態に陥ってしまっていたら、優しく接してあげてください。

大人の暴力と子どもの暴力は明らかに異なります。子どもの暴力の場合、そこには「感情の発露」が必ずあります。

 

何か満たされないもの、どうにもでいないこと、これらを暴力という不器用な形で表現しているに過ぎないのです。

 

決して見捨てるような言動は避けてください。暴力を助長こそすれ、解決する手段にはなりませんから。

 







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